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北京料理とは?

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原点は二千年前、孔子のふるさと山東省にある

中華料理の四大体系の一つである北京料理(その他、四川・上海・広東)は、山東料理をルーツとしています。
明朝・清朝の時代、山東など寒帯地方で乾燥したフカヒレ・干しアワビ・干しナマコ等の乾燥食材及びその他地方の珍味食材や調味料が、北京の皇帝に献上されるようになりました。
同時に、主に山東地方の調理師達が北京に招聘され、皇帝に献上する宮廷料理として北京料理を発展させました。
そういう意味で、山東料理は正に北京料理の原点と言えます。
その味付けは、塩味ベースの比較的あっさりした高尚な味であると言われています。

又乾燥食材は、多くの栄養素を含んでおり、ここに北京料理で「医食同源」と言われる所以があります。

東華菜館のコース料理では、乾燥食材を活かした山東料理を基に、北京料理として生まれた調理法も活用し、その味と歴史をトータルで楽しんで頂ける組み合せで提供させて頂いております。

代表的な乾燥食材

乾燥フカヒレ

コンドロイチンやコラーゲンが豊富に含まれており、美肌効果が強く、又滋養強壮や骨の強化にも効果があるとされています。
更に鮫軟骨には癌細胞の増殖や移転を予防する効果もあるとされており、今後の研究にも期待がかかっています。

海ツバメの巣

主にアナツバメ類の唾液腺からの分泌物からできていて、タンパク質とシアル酸を多く含んでいます。

干しアワビ

漢方医学で薬用として使われてきた歴史があり、炭酸カルシウムを多く含んでいます。
肝機能を改善し、同時に目の機能を高める効果があるとされています。

干しナマコ

造血作用があり、血液循環を促進します。
又血圧を下げる働き、疲労回復、免疫力、抵抗力の向上にも効果があり、虚弱体質の方にはお勧め食材です。

乾燥フカヒレ

乾燥フカヒレ

海ツバメの巣

海ツバメの巣

干しアワビ

干しアワビ

干しナマコ

干しナマコ